So-net無料ブログ作成
検索選択

京都 松花堂 [茶室]

松花堂(しょうかどう)

江戸時代初期の僧侶で文化人であった松花堂昭乗がその晩年の寛永14 年(1637 年)
に構えた草庵の名称である。
現在の京都府八幡市、石清水八幡宮のある男山の東麓にあった。
明治初年の神仏分離に伴い、旧所在地の南方に移築。
明治24年に現在地に身を留めた。

大阪の桜宮の茶室とは別である。


外観
屋根が宝形茅葺、天辺に露盤・宝珠がのっている。

草庵・松花堂1.jpg


露盤宝珠.jpg


南面には、双折桟唐戸。
西面に水屋(この部分は、杮葺屋根)
南面から入って瓦の四半敷き土間打ち(一畳)
引き違い襖で二畳の間とを区切っている。
二畳部分が、茶室とされ、入って正面に床と三段の袋棚が柱で二分されている。
床脇の下部に野根板の戸の中に丸炉とあり、隅棚もしくまれている。

西に半畳(京間)の大きさの仏壇を配する。

天井は、折上天井(周囲は板張りに竹網代・・・鳳凰、日輪が描かれている。
現在の絵は新しく描きなおした物。

草庵といわれるが、違う要素や書院ともつかない部分が身近に感ずる魅力。


※四半敷(しはんじき)
石敷き・瓦敷きで、目地(めじ)が縁に対して45度になるように斜めに敷いたもの。

※露盤(ろばん)
仏塔の相輪のいちばん下にある四角い盤。

※沓脱ぎ石
縁側や式台などの前に置き、履物を脱いでそこに置いたり、踏み台にしたりする石で面は平らで大きめなもの。

※双折桟唐戸(もろおりさんからど)
 桟唐戸とは縦横の枠の中に板をはめて作った戸で、双折とはそれを左右に開く形状に建て付けたもの。

所在地:京都府八幡市水東車塚


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:学問

妙喜庵(茶室待庵) [茶室]

妙喜庵(茶室待庵)(みょうきあんちゃしつ・たいあん)
一説では1582年山崎の合戦にて利休が造ったとされる。
秀吉の命にて造られた茶室といわれている。

妙喜庵(茶室待庵)1.jpeg


そのほかに、利休の屋敷から移設したともされる。
江戸から現在まで利休の創作とされて来たことには変わらないでしょう。

妙喜庵(茶室待庵)3.jpg


形は南に面した書院、杮葺屋根、切妻屋根、土間庇の構成です。

露地にいたっては、西に縁段、南に飛び石、最後に躪口(にじりぐち)が開けられている。

二畳隅炉室床が付いていて次の間。勝手の内部構成。

特徴としては、極端な狭さで亭主と客が接近しすぎる程。

一座建立、草庵形式の茶室。

妙喜庵(茶室待庵)2.jpg


土壁を塗った仕上げは、天井まで達していて室床である。
床框は節三つ、入隅柱も塗り回し姿さえない。
点前座、床前とも平天井。
他は化粧屋根の仕組み。

躪口(にじりぐち)は大きめで下地窓により明かりの調整は微妙。

ユニークな片引き、引き違い、などの開口の組み合わせが特徴。

利休の真髄が見られる狭小空間の演出。
※下地窓には、割り竹が一本必須。
障子は竹の骨組み。

所在地:京都府乙訓郡大山崎町竜光56
nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:学問

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。